基本の基本、純正PS2本体の信号



純正PS2本体の信号について
各コントローラの信号波形を見る前に
純正PS2本体が出す、リファレンスとなる信号を見てみましょう。

まず、コマンド部分です
純正PS2本体コマンド部分拡大
Fig.1

Fig.1はオシロスコープでPS2からコントローラに送られる信号を
記録したものです。赤がクロックで黄色がPS2から送られてくるコマンドです。

詳細は以下のサイトを参考にしていただくとして…
PCコントローラ特論
プレイステーション・PAD/メモリ・インターフェースの解析

ぶっちゃけ、以下の部分が肝心なところです。

純正PS2本体コマンド部分拡大
Fig.2

ダメなコンバータでよくずっこけているのが、コマンド42hの部分。
また、信号電圧は3.6[V]です。ここも注意。

次に、サンプリング周期です
純正PS2本体サンプリング周期
Fig.3

Fig.3はFig.1をどんどん縮小していくと、こんな風に見えると思ってください。
1ます2.5[ms]ですから、60[Hz]でサンプルされていることが分かると思います。
つまり、最大30連射出来る計算ですね。
多くのコンバーターがうたっている、最大60連射などという数字は、
オーバースペックで動作していることが分かります。

さて、これを踏まえて、各コンバータの特性を見てみることにしましょう。
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